-
ゴースト・イン・ザ・プリズム
¥2,420
筆者:黒田八束 イラスト:岩﨑美空 夏休み、中学生のジュンは、ハチドリ型分身ロボットに乗り移った妹ミナと友達のザジとともに、急に亡くなった叔母・アンの住んでいた街へ出かけることに。 途中、死んだ人に会える『プリズム』のうわさを聞いて……。 自閉スペクトラムの子どもの旅の物語。 YAノベル。 対象年齢:中学生~ UDフォント使用・ふりがな多め
-
アーカイブ「場所を営む/社会を変える」
¥1,650
2023年12月17日、三重県津市久居HIBIUTA AND COMPANY内で開催した 本屋lighthouse関口竜平、本屋・散策舎加藤優、日々詩書肆室村田奈穂の三名のトークアーカイブ。 「場所を営む/社会を変える」をテーマに、セーファースペースとしての場所をつくること、それをつづけていくことについて三人の書店主が言葉を交わします。 どうやって生きていったらいいのかな、なんで生きてるのかなって悩んでるひとに読んでほしい本がある。――村田奈穂 自分は昔から本だけは好きで、十五年前ぐらいに初めてアルバイトをしたときから、いろんな書店で働かせてもらいました。なぜ、わざわざ書店というかたちで、本屋をやりたいのかというところに戻って考えてしまうんです。――加藤優 「意外とできることは多いんだな」というのは、自分が場所を持ったときに見えてくる面はありますね。場所を持つと世界がちょっとずつ変わっていくので、知識があれば気づけることが増える。――関口竜平 トークイベントの内容はもちろん、後日開催したアフタートークや、「場所を営む/社会を変える」をテーマにしたブックレビュー、エッセイを収録! B6判/カバー付き/123ページ
-
存在している 書肆室編
¥1,430
HIBIUTA AND COMPANYに集うひとびとが、ここへたどり着くまで……どこへ行こうと出発し、どんな道を歩いてきたのかを、それぞれの言葉で語った書物です。 一~二ヶ月に1冊ずつ刊行予定、第2弾は書肆室編。 本を友とし、本に背中を押され、「だれか」とつながったひとたちへ。 本を読むこと、本がくれた出会い、そして「本」の向こうがわにいる人を見つめる、村田奈穂/柏原萌のエッセイ2編収録! なんとかして「正しく」ならなければならなかったが、「正しさ」が何なのかすら、いつまでたっても掴むことができなかった。「気が付けば本屋」村田奈穂 自己責任という言葉が流行する中で、先生たちは根気強く、私たちが卒業できるように頑張ってくれていたのである。「保健室の外は嵐 もえの学生日記」柏原萌 A5版/116ページ
-
映画と文学が好き! 人情編
¥1,100
HIBIUTA AND COMPANYの映画好き・代表大東悠二と書肆室室長村田奈穂が、原作書籍のある映画のレビュー本を作りました! 大東は映画を見て、村田は本を読んで、それぞれの「好き!」や自分の経験をからめて語ります。 第一弾は人情編。 「このレビューでは、各映画の人情にパーセンテージをつけているが、そもそも人情とは何なのか」(大東) レビュアー当人が悩み始める人情とは……。 生粋の映画好きと、30代になってから映画に目覚めた文学好きによる、映画語りをお楽しみください。 B6サイズ/68ページ(予定)カバー付き/リソグラフ印刷 目次 まえがき レナードの朝 スモーク ビューティフル・マインド カッコーの巣の上で ショーシャンクの空に あとがき 著者プロフィール 大東 悠二(著) ひびうた/HIBIUTA AND COMPANY代表。生きにくさを抱えた人の居場所と、違いのある人が共に過ごせる共有地を、福祉と文化の力でつくっている。母親の影響で小さい頃から映画が好きになり、中学生の頃に観た「タイタニック」に影響を受けて、自主制作映画をつくり始め、10年間で20作品ほどの作品を監督・脚本・撮影・編集する。高校生の頃に観た「ポンヌフの恋人」に衝撃を受けて、映画の舞台になったフランスのパリに単身渡航し、撮影現場を巡回する。これまでに約1000本の映画を鑑賞。好きな監督はレオス・カラックス。好きな俳優はレオナルド・ディカプリオ。これまでに最も影響を受けた映画はフェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」。 村田 奈穂(著) 三重県津市(旧久居市)出身。2021年よりブックハウスひびうた管理者。2023年4月より日々詩書肆室室長。30歳を過ぎてから映画の面白さに目覚める。最近は全国各地のミニシアターに足を運び、週に1本は映画を見る日々を送っている。本でも映画でも古典的名作を好む傾向あり。好きな映画監督はスタンリー・キューブリック。好きな映画作曲家はエンニオ・モリコーネ。近年衝撃を受けた映画は鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」。 ミナミノアミ(画、イラスト) 三重県津市出身。電車は30分に1本、大きめのイオンに囲まれ、何不自由ない生活を送る。日々詩編集室専属イラストレーターとして、2023年3月から活動をはじめる。好きな食べ物はぬれせんべい。幼少期から図書館に通いつめ、絵本に親しむ。「かいけつゾロリ」シリーズを愛読。マイブームは、お風呂に浸かること。 岩﨑 美空(画、イラスト) 物心ついたときから絵を描きはじめる。 HIBIUTA AND COMPANYで2023年から日々詩意匠室で室長をつとめ、日々詩喫茶室のメニューなどのイラストを手掛ける。 好きな映画はロブ・ライナー監督の『最高の人生の見つけ方』、ブレタ・ガーウィグ監督の『ストーリー・オブ・ライフ』。
-
浜辺の村の大みそか
¥300
『ゆけ、この広い広い大通りを』の孤伏澤つたゐの代表作『浜辺の村でだれかと暮らせば』の番外編です。 田舎で暮らす漁師の家に、都会からの移住者がやってきた……ふたりの「おおみそか」の様子を描いたみじかいお話です。 A6サイズ/20ページ/リソグラフ印刷 著者:孤伏澤つたゐ 『浜辺の村でだれかと暮らせば』の本編とのセットもあります